議会報告
INDEX
神奈川県議会
2003-08-18UP
神奈川県議会平成15年6月定例会スポーツ・文化振興特別委員会質疑
平成15年6月
〈障害者スポーツについて〉
障害者スポーツについて
【しきだ博昭】
 本年度のスポーツ行政の主要事業の一つに、「障害者のスポーツから生涯にわたるスポーツ」へとして、障害のある方もない方も、生涯にわたってスポーツに親しみ、楽しむことができるよう、その環境作りに力を入れていくとの項目がある。とりわけ障害のある方々については、スポーツを一つのきっかけとして社会参加していくことは大変重要だと考えている。そこで、この「障害者スポーツ」に関連して、何点か、伺いたい。
 障害者スポーツ活動の推進について、平成10年の国体とともに開催された全国障害者スポーツ大会「かながわ・ゆめ国体」の理念に基づき、障害のある方もない方も、生涯にわたってスポーツを楽しむことができる環境づくりを、今後さらに整備していくにあたり、まず、本県の障害者スポーツ施策の概要について、改めてご説明いただきたい。

【桝谷障害福祉課課長代理】
 障害者スポーツを支える人材の養成として、身近な地域スポーツに親しめるよう、地域で活動する「障害者スポーツ指導者」の養成講習会を開催している。
 また、障害者スポーツの普及を目指して活動している組織に対して、その活動を支援しております。さらには、スポーツの場の提供として、「スポーツ教室」の開催や、ホームページを利用した行事等の情報提供を行っております。

【しきだ博昭】
 「障害者スポーツ指導者」を、講習会を行って養成しているとのことだが、「障害者スポーツ指導者」とはどういうものか、また、その養成実績について具体的に説明をいただきたい。

【桝谷障害福祉課課長代理】
 「障害者スポーツ指導者」とは、障害のある方が身近な地域でスポーツに親しめるよう、その活動を支援する方々のことで、一定の専門知識を有する方を養成しております。昭和53年度から事業を行っており、年間60名程度、現在1,000名超の方が、5日間、30時間の養成講習会の修了者となっております。

【しきだ博昭】
 「障害者スポーツ指導者」は、資格証等が交付されているのか。

【桝谷障害福祉課課長代理】
 県知事名の修了証を交付しております。

【しきだ博昭】
 「障害者スポーツ指導者」の資格を持っていない方が、ボランティアとして大会に参加することも、障害のある方とない方との交流を深めるという意味で大切なことと考えているが、こうした相互の交流については、いかがか。

【桝谷障害福祉課課長代理】
 有資格者だけでは、障害者がスポーツに親しむ環境づくりは進まないと考えており、有資格者以外の方々ともスポーツを通じて、友好の輪を広げる、交流を深めると言うことは、障害を知っていただく、あるいは障害者への理解を深めていただくことにもつながりますし、障害のある人もない人も、ともに生きる地域社会の形成に大変有意義であると認識しております。
 具体的な取組みとして、情報提供は欠かせませんので、毎年「かながわ障害者スポーツカレンダー」を作成し、県内の障害者スポーツ団体等が主催しているスポーツ行事について、規模、主催者、障害種別、ボランティアの状況等、調査を行い、障害のあるなし、資格のあるなしを問わず、ご活用いただいております。

【しきだ博昭】
(要 望)
 多くの障害者が、純粋にスポーツを楽しむということはもちろんのこと、さらには自立と社会参加のきっかけの一つとして、スポーツへ取り組んでおられることと思うが、また来年はアテネでパラリンピック大会の開催も予定されており、障害のあるなしにかかわらず、スポーツへの取り組みの機運は、ますます高まっていくものと推察される。今後一層、だれもがスポーツを楽しめる環境づくりと、施策の展開、ボランティアの充実化等を図っていただきたい。
 また、障害の有無のかかわらず、より多くの方々がスポーツを通してさらに交流を深めていくために、さらなるお心配りをいただくとともに、各障害者団体あるいは各スポーツ団体と連携をとりつつ、ホームページ等を有効に活用し情報提供等を積極的に展開していただきたくよう、改めてお願いし質問を終わります。

神奈川県議会議員 しきだ博昭

Copyright (c)2006 Hroaki Shikida All Right Reserved.
Produce by Pixcel