先日、嶋村ただし議員(港北区選出・一期)のご紹介で、プロ棋士の瀬川晶司(35歳)さんにお会いした。
ご存知のとおり、瀬川さんは、サラリーマンからプロ編入試験を受け、プロ棋士相手に6番勝負を行い、3勝を挙げ見事プロ入りが決まった。奨励会を経ることなくプロ棋士が誕生したのは、実に61年ぶりのこと。棋士養成機関である奨励会に入門し、高校卒業後は棋士一本に打ち込み三段まで昇格したものの、「26才までに四段」という年齢制限をクリアできず退会。プロへの道が絶たれ、一時、将棋から遠ざかったが大学入学後、再びアマチュア大会への出場を機に、棋士魂に火がつく。勝敗や年齢制限といったプレッシャーを背負いながら戦っていた奨励会時代と違い、将棋の楽しさをかみしめながら伸び伸びと戦えるようになるにつれ、アマチュア界で好成績を収めるようになった。その後、プロ公式戦に参戦し、プロ相手に17勝10敗と勝ち越すなど注目を集める。こうした中、日本将棋連盟にプロ入りを求める「嘆願書」を提出した。連盟は特例として編入試験の実施を決定し、見事プロ相手に3勝を挙げ、念願のプロ入りを果たす。これは、瀬川さんのこれまでの歩みの一端です。「最後まであきらめず、情熱を持ち続ければ道は開ける。」61年ぶりの快挙という厚い壁を自ら突き破った瀬川さんのことばに迫力と感動を覚えた。
そして、瀬川さんは嘆願書を提出するように勧めてくれた人や周囲への感謝の気持ちと謙虚さを決して忘れていない。「同じ苦労をするなら、好きなことで苦労したい」と厳しい勝負の世界に漕ぎ出していった瀬川さんに、同じ世代の一人として心からエールを送りたい。
私も、改めて多くの皆様に日々支えられ、励まされ今日あることに感謝し、自ら選んだ政治の世界で精一杯努力しなければ・・と感じた次第です。 |