神奈川県議会平成15年12月定例会スポーツ・文化振興特別委員会質疑要旨
 12月定例会では、以下の質疑を行いました。  

  Report No.52(2004/01/14UP)
平成15年12月定例会

障害者スポーツについて
しきだ委員
  全国障害者スポーツ大会の神奈川県選手団選考方法について、ご説明いただきたい。

桝谷課長代理
  個人競技選手については、厚生労働省より各都道府県・政令指定都市別に参加割当数の提示があり、その割当数を基本に大会開催県実行委員会より競技別の枠が示され、その枠内で県で調整を行っております。
  選手数を決定した後、障害者団体、学識経験者、施設関係者、教育関係者等で構成された障害別の選手選考委員会で、県大会での成績、市町村からの推薦等を考慮し、選考しております。
  県といたしましても、多くの方々にチャンスを広げ、全国大会への出場を目標にスポーツ活動に取り組んでいただくため、要綱により2年連続出場を認めないこととしております。
  また、団体競技選手につきましては、全国を6ブロックに分け、事前にブロックごとの予選会が開催され、本県は関東ブロックに属しますが、この予選会で優勝した団体が、代表として派遣されるということでございます。
  今後とも、個人競技の選手選考については、総合的な判断の基、適正な選考に努めてまいりたいと考えております。
しきだ委員
  県内で行われている障害者が参加できるスポーツ大会について、どういったものがあり、どのような方々が参加できるのか、具体的にお伺いしたい。
桝谷課長代理
  県内で行われておりますスポーツ大会は、身体障害児者を対象として毎年5月に陸上競技、6月に卓球、サウンドテーブルテニス、フライングディスク、7月に水泳、洋弓競技が開催されます神奈川県身体障害者スポーツ大会と知的障害児者を対象として6月に開催されます神奈川県ゆうあいピック大会が大きなものでございます。
  これらの大会は、参加者は県内在住の中学生以上の障害者の方となっておりますが、身体の大会は全国大会の出場資格に合わせて、13歳以上、横浜・川崎を除くとしておりますが、知的の大会については、対象を広く捉えて、横浜・川崎を含み、また、在住のほか在勤、在学の方も対象となっております。
  また、障害者が居住されておられます各市町村主催のスポーツ大会や運動会もございます。
  各地で開催されます大会は、スポーツ教室等も含めますと、把握している数といたしましては150を超えるものと思われますけれども、障害者がより身近な地域でスポーツ活動に参加していただけますよう、障害者スポーツカレンダーやホームページ等により情報提供に努めているところでございます。
しきだ委員
  さまざまなスポーツ大会に出場するためには、日頃からスポーツ活動を行うことが必要であると考えるが、障害者は、日常的にはどのように取り組まれているのか、具体的にお聞かせ願いたい。
桝谷課長代理
  健常者と同様に地域のスポーツクラブで体力の維持、向上に努めていらっしゃる方や競技団体に所属をされて、それぞれのプログラムに取り組んでおられる方など、日常のスポーツ活動の形態はさまざまでございます。
  県といたしましては、より身近な地域でスポーツ活動に取り組むことができるよう、障害保健福祉圏域ごとに、これは県内を6つの圏域に分けているわけですけれども、その圏域ごとに陸上競技、水泳競技、フライングディスク競技などについて障害者スポーツ教室を開催しております。
  この障害者スポーツ教室とは、障害者がスポーツを楽しむための機会の提供と障害者のスポーツ活動を支援する人材のスポーツ指導者に経験を積んでいただく場を提供することを目的として、各圏域1回〜2回、合計で年間10回程度開催するもので、こうした機会を通じて、障害者スポーツの普及と人材の育成を図ってまいりたいと考えております。
しきだ委員
  最近、競技者が増えている種目はどういうものがあるか。また、それに伴って
 専門知識を持った指導者の養成についてどのように考えているのか。
  データは持ち合わせておりませんけれども、基本的には、どのようなスポーツ
 でも障害者と健常者が一緒に楽しむことができるのではないかと考えております。
 そういった中で、障害者固有のスポーツが開発され、例えば、ボッチャなど、 新 
 しいスポーツが広がっているわけですけれども、こうしたことから考えますと、
 特定のスポーツに集中しているというよりは、幅が広がってきているのかな、と
 いうふうに考えております。
  従いまして、人材につきましても幅の広い人材養成が課題になってくるのではないかと思っております。
しきだ委員
  障害者スポーツは、パラリンピック長野大会以降、各地で着実な盛り上がりを見せており、レクリエーションスポーツから競技性を追及したものまで、幅広いニーズで行われており、かつ障害者の自立と社会参加にも極めて有効であると考える。
  今後とも、誰もが生涯にわたってスポーツを楽しめる環境づくりに一層取り組
 んでいただくとともに障害者と健常者の交流についてもお心配りをいただき、積
 極的な施策の展開をしていただくよう要望する。


神奈川県議会議員
しきだ博昭


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